消化不良。
リストカットシンドロームを読んだ後、続け様に一気に読んだ。
「今度は期待できるかな」という気持ちで。
しかし、「ああ、やはりこの程度か。」という焦燥感にも似た気持ちが残った。
簡潔に言えば、前作(リストカットシンドローム)と何ら変わりはない。
少しだけ「変化」したところと言えば、
そう、前作に出てくるリストカッターの子達の、その後の生活が書かれている、という所だけ。
著者は、
「あれだけ苦しんで、もがいて、リスカを止められなかった人達が、今では何らかの希望を見出して、でもまだ、生き方を摸索しながらも懸命にそれぞれの人生を歩んでいる姿」
を、この本によって書き、読者にも「希望」を与えたかったのだろう。
リストカッターや、アームカッター経験者の取材本は、
もう飽きた・・・と思わせる一冊であった。
著者が一生懸命なのは解かる。伝わってくる。
「リストカットの原因・その背景」を著者が世に伝えたい気持ちが、
本に出てくるリストカッターの子達の「叫び」よりも、
強く聞こえてきそうな感じを覚えた。
だから、うーん・・・。消化不良。
この本には希望があるね。
この本を読んでうれしかったことは、「希望」が書かれていたから。著者が最初の本「リストカットシンドローム」から5年間、自傷する人たちとの出会いを大事に積み重ねてきた結果なんだと思う。リストカットから抜け出すために、「試行錯誤を」と書いているのも納得できました。確かに、そうですよね。試行錯誤の末にやめられたんだと、私自身も振り返ってみて思うから。 前作といい、今回の本といい、ありがとうございます。出会えてよかった本でした。
納得できる
リストカットシンドロームがでてから4年。 4年前の彼女彼達が今どうしてるかなどがかかれていました。 彼女達が歩んだ4年。 心に残る物でした。 リスカをしながらも頑張って生きている証がそこにあるように思います。ただ、リストカットシンドロームを先に読んで病気が少し落ちついたのがリストカットシンドローム2ではないでしょうか。 だから、2冊同時に読むとすごく納得し自分自身も共感できました。 是非読んでもらいたい本です。 リストカッターの方にも周りの方にも。
ワニブックス
リストカットシンドローム 生きちゃってるし、死なないし―リストカット&オーバードーズ依存症 CUTTING―リストカットする少女たち (集英社文庫) 自傷行為―私が私であるために “消えたい”症候群―リストカットとオーバードーズ 生への処方箋を考える
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